クラフトビールに合う鶏肉のおつまみ12選

クラフトビールに合う鶏肉のおつまみ12選 クラフトビールの楽しみ方

クラフトビールを飲むときって、せっかくだからおつまみにもこだわりたくなりますよね。

せっかくなら、ビールの味わいを引き立ててくれる相性のいい料理を選びたいところ。

今回は、手軽に作れてクラフトビールと抜群に合う鶏肉のおつまみを12品紹介していきます。

どれも自宅でサッと用意できるものばかりなので、ぜひ晩酌の参考にしてみてください。

 

香ばしさがビールを誘う鶏おつまみ

クラフトビールに合う鶏肉のおつまみ12選

香ばしさが口に広がると、不思議とビールがすすんでしまうんですよね。

そんな魅力たっぷりのメニューを集めてみました。

 

鶏のから揚げ

定番だけど、やっぱり外せません。

にんにく醤油で下味をしっかりつけておけば、揚げたときに部屋中にいい香りが漂って、ビールを開けたくなります。

個人的には柑橘系の香りがするIPAと合わせるのが好きです。

材料(2人分)
・鶏もも肉:300g
・醤油:大さじ2
・酒:大さじ1
・おろしにんにく:1片分
・おろししょうが:1片分
・片栗粉:適量
・揚げ油:適量

作り方

  1. 鶏もも肉を一口大に切る。
  2. 醤油・酒・にんにく・しょうがを混ぜて30分漬ける。
  3. 片栗粉をまぶして180℃の油で3〜4分揚げる。
  4. 軽く油を切って器に盛る。

 

手羽先のスパイス焼き

カレー粉やクミンを軽く振ってオーブンで焼くだけなのに、香りが豊かでリッチな気分に。

香ばしさとスパイスの風味が濃いめのビールとよく合います。

材料(2人分)
・手羽先:6本
・カレー粉:小さじ1
・クミンパウダー:小さじ1/2
・塩:少々
・レモン:お好みで

作り方

  1. 手羽先にスパイスと塩をまぶす。
  2. オーブンまたはグリルで両面10〜12分ずつ焼く。
  3. 香ばしく焼けたら、レモンを添える。

 

鶏皮のパリパリ焼き

余った鶏皮をパリッと焼いて、塩をひとつまみ。

それだけでお店レベルのおつまみになります。

脂の旨みがビールの苦みとちょうどいいバランスになって、つい手が止まらなくなる一品です。

材料(2人分)
・鶏皮:150g
・塩:少々
・黒胡椒:適量

作り方

  1. 鶏皮を広げて塩を振る。
  2. クッキングシートを敷いたフライパンで弱火焼き。
  3. 両面がカリッとしたら黒胡椒をふる。

 

焼き鳥 塩味(山椒仕上げ)

塩でシンプルに焼いて、仕上げに山椒をパラッとふるだけ。

これがまた、大人の味でたまらないんです。

華やかなクラフトビールの香りと山椒の清涼感が好相性でした。

材料(2人分)
・鶏もも肉:200g
・塩:少々
・粉山椒:少々
・竹串:4本

作り方

  1. 鶏もも肉を2〜3cm角に切る。
  2. 竹串に刺して塩をふる。
  3. グリルまたは魚焼き器で両面焼く(各5〜6分)。
  4. 焼き上がりに粉山椒をふる。

 

さっぱり食べて飲みやすいおつまみ

クラフトビールに合う鶏肉のおつまみ12選

飲み続けていると、ちょっと口の中をリセットしたくなる瞬間があるんですよね。

そんなときにぴったりな、さっぱり系のおつまみを集めました。

 

鶏ささみの梅しそ巻き

蒸したささみに梅肉としそを巻いて、見た目もかわいく仕上げます。

さっぱり感が絶妙で、ペールエールやフルーティーなクラフトビールと相性抜群です。

材料(2人分)
・鶏ささみ:3本
・梅肉:大さじ1
・しその葉:3枚
・酒:大さじ1

作り方

  1. ささみを縦に開いて観音開きにする。
  2. 梅肉を塗り、しそをのせて巻く。
  3. 楊枝で留めて耐熱皿に並べ、酒をかける。
  4. ラップをして600Wで3分加熱。

 

よだれ鶏風のピリ辛蒸し鶏

しっとり蒸した鶏肉に、ラー油や花椒の効いたタレをたっぷりかけて。

じわじわくる辛さとビールの爽快感が合わさって、もう一口…と止まらなくなります。

材料(2人分)
・鶏むね肉:1枚
・酒:大さじ1
(タレ)
・醤油:大さじ2
・酢:大さじ1
・砂糖:小さじ1
・にんにく・しょうが:各1片
・ラー油・ごま油:各小さじ1
・花椒:少々

作り方

  1. 鶏むね肉を酒で蒸し、薄くスライス。
  2. タレの材料を混ぜてかける。
  3. 冷やしてから盛り付ける。

 

鶏むね肉のナムル風和え物

あっさり茹でたむね肉を裂いて、もやしと一緒にごま油で和えるだけ。

にんにくを少しだけ効かせておくと、ビールとの相性がグッと深まります。

材料(2人分)
・鶏むね肉:1枚
・もやし:1袋
・にんじん:1/3本
・にんにく:1片
・ごま油:小さじ2
・塩:小さじ1/3

作り方

  1. 鶏肉を茹でてほぐす。
  2. もやしとにんじんも軽く茹でる。
  3. にんにくをすりおろし、材料すべてを和える。

 

鶏ハムときゅうりのゆず胡椒和え

鶏ハムのしっとりした食感に、ゆず胡椒の香りがピリッとアクセントになってくれます。

冷えたクラフトビールと合わせると、夏の夜がちょっと贅沢になりますよ。

材料(2人分)
・鶏ハム:100g(または鶏むね肉)
・きゅうり:1本
・ゆず胡椒:小さじ1/2
・ごま油:小さじ2

作り方

  1. 鶏ハムを薄切りにする。
  2. きゅうりは塩もみして水気を絞る。
  3. ゆず胡椒とごま油で和える。

 

しっかり食べて満足感もある鶏料理

クラフトビールに合う鶏肉のおつまみ12選

ちょっと食べごたえが欲しいときにも、ビールと楽しめる鶏料理はたくさんあります。

夜ごはん代わりにもぴったりな一皿たちです。

 

鶏手羽元の甘辛煮

甘辛いタレがよく絡んだ手羽元は、しっかり味なのにどこか優しさもあって、ビールの味を引き立ててくれます。

濃い目のアンバーエールと一緒に楽しみたい味です。

材料(2人分)
・鶏手羽元:6本
・醤油:大さじ3
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ1.5
・みりん:大さじ1
・しょうが:1片

作り方

  1. 鍋に全材料を入れて火にかける。
  2. 沸騰したら弱火にして落としぶた。
  3. 30分ほど煮て、照りが出たら完成。

 

チキン南蛮

南蛮酢の酸味と、たっぷりのタルタルソースのコクがクセになります。

ちょっと意外かもしれませんが、柑橘系の香りがするクラフトビールと意外なマリアージュを見せてくれます。

材料(2人分)
・鶏もも肉:1枚
・片栗粉:適量
・卵:1個
(南蛮酢)
・酢・砂糖・醤油:各大さじ2
(タルタル)
・ゆで卵:1個
・マヨネーズ:大さじ2
・玉ねぎ・ピクルス:少々

作り方

  1. 鶏肉に片栗粉をまぶして溶き卵を絡めて揚げる。
  2. 南蛮酢に揚げたてを漬ける。
  3. タルタルをかけて完成。

 

鶏もも肉のガーリックバター炒め

にんにくとバターの組み合わせって、もうそれだけでビールが欲しくなります。

焦げ目が少しつくくらいまでしっかり焼いて、濃厚な香りを楽しみながら飲むと至福です。

材料(2人分)
・鶏もも肉:200g
・にんにく:1片
・バター:10g
・醤油:小さじ1

作り方

  1. 鶏もも肉を一口大に切る。
  2. フライパンにバターとにんにくを熱し、鶏肉を炒める。
  3. 火が通ったら醤油で香りづけ。

 

鶏つくねの味噌だれ焼き

味噌の風味がしっかりと効いたつくねは、ラガーやヴァイツェンなど、すっきりめのビールと好相性。

甘みとコクのある味が口に広がったあとに、ビールで流し込む瞬間が最高です。

材料(2人分)
・鶏ひき肉:200g
・ねぎ:1/4本
・卵:1個
・片栗粉:大さじ1
・塩:少々
(タレ)
・味噌・みりん・酒・砂糖:各大さじ1

作り方

  1. 材料を混ぜて団子にして焼く。
  2. 両面が焼けたら、タレを加えて煮詰める。

 

クラフトビールと鶏おつまみの相性ガイド

クラフトビールには実にさまざまな種類があります。

ここではよく飲まれている6つのスタイルを軸に、おすすめのおつまみを紹介します。

 

ペールエール(Pale Ale)

特徴: 香りが豊かで、ほどよい苦味。

バランスがよく食中酒に最適。

相性がいいおつまみ:
・鶏のから揚げ
・手羽先のスパイス焼き
・鶏つくねの味噌だれ焼き

ペールエールのホップの香りと苦味が、鶏の脂や香ばしさとちょうどよく調和します。

味噌だれやスパイスの個性にも負けず、最後までバランスよく飲み進められます。

 

IPA(インディア・ペールエール)

特徴: 強めの苦味と柑橘系の香りが特徴。刺激的でガツンとくる味。

相性がいいおつまみ:
・よだれ鶏風のピリ辛蒸し鶏
・鶏ハムときゅうりのゆず胡椒和え
・鶏皮のパリパリ焼き

IPAのパンチある苦味には、ピリ辛や香味野菜系の料理がよく合います。

香り同士がぶつかり合わず、むしろ引き立てあう感じになります。

油っぽさもIPAならスッと切ってくれます。

 

ヴァイツェン(Weizen)

特徴: 小麦麦芽を使ったフルーティーでまろやかな味。苦味は弱め。

相性がいいおつまみ:
・鶏ささみの梅しそ巻き
・鶏むね肉のナムル風和え物
・チキン南蛮

フルーティーな香りと優しい口当たりが、あっさりした鶏肉と好相性。

梅しそや酢の酸味とも調和しやすく、さっぱりした飲み心地が持続します。

 

セゾン(Saison)

特徴: 爽やかでスパイシー、かつドライな後味。夏に人気のスタイル。

相性がいいおつまみ:
・鶏もも肉のガーリックバター炒め
・焼き鳥 塩味(山椒仕上げ)
・手羽先のスパイス焼き

セゾンの清涼感とスパイシーさが、ガーリックや山椒の香りとぴったりハマります。

爽やかなのに個性的で、飽きずに何杯もいける組み合わせでした。

 

スタウト(Stout)

特徴: 焙煎された麦芽の苦味やコクが強く、チョコやコーヒーに似た風味。

相性がいいおつまみ:
・鶏手羽元の甘辛煮
・鶏つくねの味噌だれ焼き
・チキン南蛮

スタウトの濃厚な苦味と香ばしさには、甘辛いタレや濃い味がよく合います。

チキン南蛮のような甘酸っぱい味付けも、意外とスタウトが包み込んでくれるんです。

 

ピルスナー(Pilsner)

特徴: キレがあって苦味は控えめ。日本のラガービールに近い存在。

相性がいいおつまみ:
・鶏むね肉のナムル風和え物
・鶏皮のパリパリ焼き
・鶏ささみの梅しそ巻き

あっさりした料理と合わせると、ピルスナーのスッキリ感が際立ちます。

脂のあるおつまみもサッと流してくれるので、飲み疲れしにくいです。

 

まとめ

クラフトビールに合う鶏肉のおつまみ12選

クラフトビールと鶏肉おつまみの組み合わせって、本当に奥深いものがあります。

香ばし系、さっぱり系、がっつり系と、気分やビールの種類によって選ぶ楽しさがあるんですよね。

今回紹介した12品のなかに、今夜さっそく試してみたくなるものがひとつでもあったら嬉しいです。

自分のビール時間を、もっと特別にするヒントになりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました