北海道の代表的なクラフトビール紹介!味わいの違いや特徴も解説

北海道の代表的なクラフトビール!味わいや北海道ならではの特徴も紹介 クラフトビールの魅力

北海道旅行の楽しみの一つとして、地元で作られたクラフトビールを味わうことが挙げられます。

広大な大地で育まれた原料を使い、地域ごとの特色を反映させた個性豊かなビールが多数あります。

今回は、北海道ならではのクラフトビールをいくつかご紹介し、その特徴や味わいについて詳しくお伝えします。

 

北海道産の原料と自然が生み出すクラフトビール

北海道の代表的なクラフトビール!味わいや北海道ならではの特徴も紹介

北海道の大自然といえば、豊かな農産物や美しい景色が思い浮かびますが、それはビールの原料にも影響を与えています。

北海道産の大麦やホップ、さらには天然水など、地元の特産品が活かされることで、各地のクラフトビールはその土地ならではの味わいを楽しむことができます。

北海道旅行でクラフトビールを味わったとき、そのフレッシュで自然な風味に感動しました。

 

「はこだてビール」

函館市は観光名所として知られていますが、ここで作られている「はこだてビール」も、地元の魅力を最大限に活かしています。

このビールは、函館山の天然地下水を使用しており、ミネラルが豊富で、ビールの味わいに深みを与えています。

使われる原料は麦芽100%で、副原料は一切使用していません。

そのため、ビール本来の味を楽しめる一杯が生まれています。

函館で実際に味わった際、そのバランスの取れた苦味と香りが心地よく、何度でも飲みたくなる味でした。

「はこだてビール」の種類は「明治館」「五稜の星」「北の夜景」など、地元の景観にちなんだ名前のものがあり、観光地を巡るときに一緒に楽しむのがオススメです。

観光と一緒に、地元の味を堪能することでより一層旅行が楽しめること間違いなしです。

 

「大沼ビール」

函館から少し北に位置する七飯町の大沼で作られている「大沼ビール」は、天然のアルカリイオン水を使って醸造されており、その清らかでまろやかな味わいが特徴です。

四季折々の自然に囲まれた大沼で作られたビールは、どれも一度飲むとその風味が忘れられません。

特に、「ケルシュ」「アルト」「インディア・ペールエール」「スタウト」の4種類は、それぞれ異なる風味があり、気分や食事に合わせて選べる楽しさがあります。

七飯町では、醸造所内でビールを飲みながら製造過程を見学することもできます。

これはビール好きにはたまらない体験です。

地元の新鮮な食材とともに、大沼ビールを楽しんでみてください。

 

「鬼伝説」

北海道中部の登別市にあるお菓子メーカーが作る「鬼伝説」は、一般的な地ビールのイメージを覆すユニークな種類が揃っています。

例えば、「青鬼ピルスナー」や「赤鬼レッドエール」、さらには「金鬼ペールエール」など、鬼にちなんだ名前が印象的です。

また、ビールだけでなくフルーツビールも手掛けており、「フランボワーズ」や「スイートストロベリー」など、爽やかな風味のものもあるので、ビールが苦手な方でも楽しめるかもしれません。

個人的にも、このフルーツビールは甘みが程よく、普段ビールを飲まない人でも飲みやすいと感じました。

友人との飲み会や、女性にオススメのビールです。

 

「富良野地麦酒」

富良野といえば美しい風景が広がる観光地として知られていますが、ここで作られている「富良野地麦酒」は、地元の新鮮な素材を生かした味わいが特徴です。

元々ペンションだった場所で醸造されており、その居酒屋でビールと一緒におつまみを楽しむことができます。

「富良野地麦酒」には、ピルスナーやペールエール、ドンケルなど定番のビールが揃っていますが、地元の農産物を使ったビールも魅力です。

富良野旅行中にここのビールを味わったことがあり、フルーティーで飲みやすいビールが印象的でした。

特に、食事との相性が良く、地元の新鮮な野菜やチーズとともに楽しむのが最高でした。

 

「大雪地ビール」

大雪山を抱える旭川市で作られている「大雪地ビール」は、地元で収穫された大麦や美瑛の水を使用して作られています。

大雪山の自然環境が生み出すミネラル豊富な水を使うことで、まろやかで深みのある味わいが特徴です。

「大雪地ビール」の種類は非常に豊富で、定番のピルスナーやエールのほか、限定品や季節限定のものも多くあります。

私が一番好きなのは、「大雪ピルスナー」です。

すっきりとした飲み口と、ほのかな甘みが心地よく、特に食事と一緒に楽しむのにぴったりです。

また、大雪地ビールは地元のレストランでも楽しむことができるので、旭川に行った際にはぜひ味わってみてください。

 

「滝川クラフトビール」

滝川市で作られている「滝川クラフトビール」は、北海道内でも特にフルーツビールに特化したビールが多くあります。

特に、「りんご&ドライ」は滝川産のリンゴを使用しており、リンゴの甘みとビールの風味が絶妙にマッチしています。

ビールなのにフルーティーで爽やかさが際立ち、ビール初心者にも飲みやすい一品です。

私は初めてこのビールを飲んだ時、そのフレッシュなリンゴの風味に驚きました。

甘さが控えめで飲みやすく、食後のデザートとして楽しんだり、お土産に購入したりするには最適です。

デザインも素敵なので、お土産としてもおすすめです。

 

「網走ビール」

網走市はオホーツク海に面した地域で、流氷が有名ですが、その流氷を仕込み水に使用した「網走ビール」は非常にユニークな存在です。

このビールは、流氷から得た清冽な水を使用することで、スッキリとした味わいが特徴です。

また、網走の地元産の麦芽を100%使用しており、非常にフレッシュでクリーンな後味が残ります。

「網走ビール」の種類は多岐にわたり、プレミアムビールや流氷DRAFT、さらには網走産のサクランボを使った「桜桃の雫」など、バリエーション豊かなラインアップが楽しめます。

流氷の影響を受けたこのビールを味わいながら、オホーツク海の風を感じることができるのは、他では味わえない特別な体験だと思います。

 

「小樽ビール」

小樽市で作られる「小樽ビール」は、ドイツの製法を取り入れて醸造されている本格的なクラフトビールです。

小樽ビールの製造には、ドイツから取り寄せた麦芽やホップが使用され、ドイツのビール専門家によって醸造されます。

そのため、ビールのスタイルもドイツらしいしっかりとした味わいが特徴です。

種類としては、「ピルスナー」や「ドンケル」などが定番で、ドイツビール好きにもおすすめです。

また、ここではノンアルコールビールも販売されており、ビールを楽しみたいけれどもアルコールが苦手な方にもぴったりです。

小樽観光の際に訪れて、観光と一緒にビールを堪能するのがオススメです。

 

「オホーツク麦酒」

オホーツク麦酒は、北見市で作られる地ビールで、特に新鮮さが魅力です。

ビールの種類は豊富で、チェコピルスナーをアレンジした「ピルスナー」、イギリス伝統の「エール」、アイルランド風の「マイルドスタウト」などがあります。

それぞれ、フレッシュな香りが楽しめるビールで、個性的な味わいが特徴です。

私も北見でこのビールを味わったことがあり、新鮮な香りとクリアな味わいが印象的でした。

オホーツク麦酒を飲みながら、北見の大自然を感じることができ、まさにその土地の恵みを存分に楽しむことができました。

 

北海道のクラフトビールの特徴

北海道の代表的なクラフトビール!味わいや北海道ならではの特徴も紹介

北海道のクラフトビールは、その地域独自の風味や特徴を活かした多彩な味わいが魅力です。

広大な土地と豊かな自然環境、そして新鮮な原料を使用することで、他の地域とは異なるユニークなビールが生まれています。

ここでは、北海道のクラフトビールの特徴をいくつか紹介します。

 

地元の自然素材を活かしたビール

北海道のクラフトビールは、何と言っても地元で採れた新鮮な素材が使用されている点が大きな特徴です。

例えば、地元の大麦やホップ、さらには北海道産の水を使用したビールが多く、これらの原料が生み出す風味がビールの味を決定づけます。

北海道の冷涼な気候や豊かな自然環境は、ビールの醸造に非常に適しており、クリアでフレッシュな味わいが特徴です。

 

季節ごとの限定ビール

北海道のクラフトビールは、季節限定のものが多く、季節ごとの風味を楽しむことができます。

例えば、冬には流氷を仕込み水に使ったビールや、地元の果物を使用したフルーツビールなどが登場し、季節の変わり目ごとに新しい味わいが楽しめます。

また、特定の地域で収穫される農作物を使ったビールが多いため、旅行の際にその土地ならではの味わいを堪能することができます。

 

豊かな風味のビール

北海道のクラフトビールは、風味が豊かで、飲み応えのあるものが多いです。

苦味や甘みのバランスが絶妙で、しっかりとした味わいが楽しめるのが特徴です。

例えば、深いコクを感じさせるダークビールや、軽やかでフルーティーなビールなど、ビール好きのニーズに応える多種多様なビールが揃っています。

 

フルーツビールや個性的な種類

北海道ならではのクラフトビールには、地元の果物や特産物を使用したフルーツビールも多く見られます。

例えば、リンゴを使ったビールや、北海道産の野菜や鮭節を使ったユニークなビールもあり、これらは北海道の豊かな農産物を味わえる貴重な機会を提供してくれます。

果物の甘さとビールの苦味がうまく調和しており、ビール初心者でも飲みやすいものが多いです。

 

ドイツやベルギーの伝統を受け継ぐビール

北海道のクラフトビールは、ドイツやベルギーなどのビール大国の製法を取り入れたものも多くあります。

ドイツ式の製法を受け継ぐビールや、ベルギーのビール文化を反映したビールなど、ヨーロッパのビール文化と北海道の風土が融合した、深みのあるビールが楽しめます。

これにより、北海道ならではの素材を使いながら、世界中のビール愛好者を魅了するような品質を実現しています。

 

製造方法へのこだわり

北海道の多くのクラフトビールは、製造過程において非常にこだわりを持っています。

例えば、ドイツ伝統の「デコクション法」や、ビールの原料に厳選したものを使用することにこだわる醸造所が多く、手間ひまかけて丁寧に作られているため、ビールのクオリティが非常に高いです。

また、地元の水を使用することで、地域の風味をビールに閉じ込めています。

 

観光地と連携したビール文化

北海道の観光地では、クラフトビールを提供する醸造所やレストランが増えており、観光客がビールを楽しむ場としても利用されています。

例えば、小樽や富良野、旭川などでは、ビールの製造過程を見学できる醸造所があり、観光とともにクラフトビールを堪能することができます。

これらの場所では、ビールと一緒に地元の食材を使った料理を楽しむことができ、ビールの味わいがさらに深まります。

 

多様なビールスタイル

北海道のクラフトビールは、ビールのスタイルも多岐に渡ります。

ピルスナーやペールエール、スタウト、ウィートビールなど、さまざまなスタイルが揃っており、どんなビール愛好者でも好みに合ったものを見つけることができます。

特に、北海道のクリーンな水と、豊かな自然の恩恵を受けたビールは、他の地域のビールと一線を画しています。

関連記事:北海道のクラフトビールの特徴>>

 

まとめ

北海道の代表的なクラフトビール!味わいや北海道ならではの特徴も紹介

それぞれのビールは、その土地ならではの原料や製法を活かして作られており、旅行先で訪れた土地のクラフトビールを味わうことが、旅行の思い出を一層特別なものにしてくれることでしょう。

例えば、小樽では「小樽ビール」が有名で、ドイツの製法を取り入れて作られたピルスナーやドンケルなどが楽しめます。

観光名所を巡りながら地元のビールを味わうのは、至福のひとときです。

また、ニセコでは鮭節やブドウ、かぼちゃを使ったユニークなフルーツビールもあり、スキー後の休憩時にぴったりです。

個人的には、地ビールを巡る旅はその土地の食文化をより深く理解できる絶好の機会だと思っています。

お土産として購入して、家に帰ってからも旅行の余韻に浸りながらその土地の味を楽しむことができます。

最後に、北海道旅行で出会ったクラフトビールの中で、私は「大沼ビール」のスタウトが特にお気に入りです。

まろやかでありながらも香り高い味わいは、食事にもぴったりでした。

北海道旅行中にはぜひ、これらのクラフトビールを飲み比べしてみてください。

北海道旅行でしか味わえない、地元の素材と個性が溢れるクラフトビールをぜひ体験してみてください。

旅行をもっと楽しく、もっと豊かにしてくれること間違いなしです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました