クラフトビールのサブスクって、飲み比べできるし、知らなかった銘柄にも出会えるからワクワクしますよね。
でも、いざ申し込もうとすると「どれがいいんだろう?」と迷ってしまうことも。
いくつかのサービスを試してみて気づいたのは、サポート体制やサービス内容が実はめちゃくちゃ大事だったということでした。
単にビールが届けばいいってもんじゃないんです。
ビールの味だけでなく、細かい気配りや困ったときの対応がそのサービス全体の満足度を左右する。
今回はそんな“目に見えない部分”での選び方について、体験談も交えながらじっくり語ってみたいと思います。
クラフトビールのサブスクの選び方:ビールが届く“その先”まで気にしてる?
まず大前提として、クラフトビールのサブスクって「月に何本、どんな種類が届くのか」という内容ばかりに目がいきがちなんですよね。
珍しいビールが来るなら、それだけでテンション上がるじゃないですか。
でも、実際に続けていくと、その先にいろんな「現実」が見えてくるんです。
例えば、ビールの一部が破損して届いたことがありました。
運送中のトラブルだったんでしょうけど、箱を開けた瞬間にビールの匂いがして、ちょっとショックでした。
そこで、運営会社に問い合わせてみたところ、返事が来たのは3日後。
しかもテンプレっぽい謝罪文だけで、代替品の話すらなし。その時点で気持ちが一気に冷めてしまったのを覚えています。
やっぱり、ビールって“楽しむもの”じゃないですか。
その楽しみが、こういうところで崩されるのって本当にもったいないと思うんです。
クラフトビールのサブスクの選び方:カスタマーサポートの“温度感”
私が他に試したサブスクの中には、逆に感動するような対応をしてくれたところもありました。
ある日、配送日がうまく合わなくて、家にいない時間帯に届いてしまうことが続いたんです。
ダメ元で「できれば夕方に着くようにしてもらえないか」とメールを送ったところ、翌日すぐに電話がかかってきました。
その電話の内容がすごく丁寧で、私の生活スタイルを聞いたうえで、「できる限り調整しますね」と言ってくれて。
それ以降、毎回ちゃんと夕方に届くようになったんです。
たかがビール、されどビール。
この対応ひとつで、私はその会社のファンになりました。
ビールの種類や本数だけじゃなく、こういう“顔の見えないところ”にも注目して選んでみると、自分に合ったサブスクに出会える確率がぐんと上がると思います。
クラフトビールのサブスクの選び方:配送スケジュール
クラフトビールのサブスクって、月1回か2回くらいが主流ですけど、そのタイミングが意外とストレスになることがあるんです。
特に私みたいに仕事のスケジュールが不規則だったり、急に出張が入ったりする人にとっては、決まった日にしか届かないサービスって地味に困る。
一時期使っていたサブスクは、「次回のスキップ」がアプリ上で簡単にできる仕様になっていて、すごくありがたかったんです。
しかも、スキップする理由をわざわざ入力しなくてもいい。
こういうところの“面倒くささ”を減らしてくれてると、それだけで続けるモチベーションが上がるんですよね。
一方で、スキップ申請が毎回メールフォームのみ、しかも申請期間が1週間前までというサービスもありました。
このへんの「柔軟性」って、実際に使ってみないと分からないんですけど、レビューにも意外と書かれていなかったりするので要注意です。
クラフトビールのサブスクの選び方:サイトのデザイン
地味だけど侮れないのが、サブスクの公式サイトの使いやすさです。
というのも、私は一度、プランの変更をしようとしてものすごく時間がかかったことがありました。
どこをクリックしても「料金プランに関する詳しい説明はこちら」ってリンクしかなくて、結局カスタマーに問い合わせる羽目に。
でも、別のサブスクではマイページのUIがすごく分かりやすくて、「プラン変更」「配送スキップ」「追加注文」が数クリックで完了する設計になっていました。
これってユーザーの手間を減らす工夫だと思うんですよね。
つまり、「ユーザーがどう使うか」を考えたうえで、サービスを設計しているということ。
ビールの味には直結しないかもしれませんが、こうした細かい部分にサービス提供側の姿勢が表れていると思います。
やっぱり、どうせお金を払うなら、丁寧な仕事をしているところを選びたくなります。
クラフトビールのサブスクの選び方:口コミ
口コミって、最初はすごく参考になるんです。
でも、読みすぎると何が良くて何が悪いのか、どんどん分からなくなってくるんですよね。
しかも、ステマっぽい投稿も中には混ざっていたりして、全部を鵜呑みにするのも危険です。
実際、私も口コミで評判がよかったあるサブスクに申し込んでみたんですが、届いたビールが好みに合わなかっただけでなく、問い合わせの返信も雑だったんです。
そういう時、「あの口コミって何だったんだろう」とちょっと虚しくなります。
やっぱり、最終的には自分の感覚を信じるのがいちばん。
もし可能であれば、1回きりのお試しプランを利用してみるのがおすすめです。
口コミよりも、自分の体験がいちばんリアルで確実な情報になります。
まとめ
クラフトビールのサブスクは、ただの定期便じゃありません。
美味しいビールを自宅にいながらにして楽しめるという、ちょっとした贅沢です。
でも、その贅沢がちゃんとしたものになるかどうかは、ビールそのものだけじゃなくて、サービスやサポートの質にも左右されると思っています。
配送タイミングの自由度、カスタマーの丁寧さ、サイトの操作性、こうした“裏側の設計”がしっかりしていると、続けること自体が楽しくなってきます。
逆に、そこが雑だと、どんなにビールが美味しくても、ちょっとずつ熱が冷めてしまう。
私自身、何度か失敗もしながら色々試してきましたが、結局のところ「人が見えないところこそ信頼できるかどうか」が鍵なんじゃないかなと感じています。
これからサブスクを始めようと思っているなら、味のバリエーションや本数だけでなく、もう少しだけ“サービスの設計”にも目を向けてみてください。
そうすれば、ビールを楽しむ時間がもっと豊かになると思いますよ。
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