京都の代表的なクラフトビール紹介!味わいの違いや特徴も解説

京都の代表的なクラフトビール紹介!味わいの違いや特徴も解説 クラフトビールの楽しみ方

クラフトビールって聞くと、ちょっと通っぽい響きがありますよね。

でも実際に飲んでみると、思ってた以上に面白い世界が広がっています。

京都には、そんな奥深いビール文化を体感できるスポットがたくさんあります。

今回は、京都で味わえるクラフトビールの中から特に印象に残ったものを、味わいの特徴や体験談を交えてご紹介します。

 

京都のクラフトビールがアツい!

京都の代表的なクラフトビール紹介!味わいの違いや特徴も解説

どこか落ち着きのある町並みに、手作業の美学が息づく京都。

そんな街でクラフトビールが盛り上がっているのは、やっぱり“丁寧さ”や“個性”を大事にする空気があるからだと思います。

最初に驚いたのは、どのブルワリーもそれぞれの哲学を持っていること。

例えば「伝統×革新」をテーマにするところもあれば、「地域密着」を徹底している場所も。

ビールそのものにストーリーが詰まっている感じがして、味わいだけじゃない楽しみ方ができるんです。

旅の途中でふらっと立ち寄ったビアバーで、「このホップ、実は京都産なんですよ」なんて教えてもらったときは、もう一口ごとに感動してしまいました。

 

京都クラフトビールの代表銘柄

ここからは、実際に飲んでみて印象に残っている京都のクラフトビールをピックアップして紹介していきます。

味の違いはもちろん、背景にある物語もすごく魅力的でした。

 

京都醸造「一期一会」

最初に紹介したいのは、京都クラフトビール界の顔とも言える京都醸造の定番「一期一会」です。

このネーミングだけでもう、グッと心を掴まれますよね。

一口飲んだ瞬間、鼻に抜ける柑橘のようなアロマ。

すっきりとした苦味のあとに広がるのは、優しい麦の甘み。

ベルジャンスタイルの酵母がつくるフルーティーさと、アメリカンホップの華やかさが絶妙にブレンドされている感じがします。

正直、最初は「よくあるペールエールかな」と思っていたんですが、飲み進めるうちにどんどん味の奥行きが出てきて、何杯でもいけちゃうやつでした。

 

WEST COAST BREWING 京都「UCHU no KIRIN」

次に紹介するのは、京都にタップルームを構えるWEST COAST BREWINGの「UCHU no KIRIN」。

これはちょっと驚きの一杯でした。

グラスから漂う香りがまず圧倒的。

トロピカルフルーツを絞ったみたいなジューシーさが漂っていて、口に含む前からテンションが上がります。

飲んでみると、見た目以上にボディがしっかりしていて、ミルキーな甘さとホップの苦みが絶妙なバランス。

名前のとおり、どこか宇宙的な広がりを感じる味。

たぶんこれは、IPAに慣れていない人にもぜひ挑戦してほしいタイプ。

意外とスッと飲めるので。

 

京都ビアラボ「ほうじ茶スタウト」

これはもう、名前を聞いただけで飲みたくなるやつですね。

京都ならではの素材を活かした一杯で、ビール初心者にもおすすめしやすいです。

口に含んだ瞬間、ふわっと広がるほうじ茶の香ばしさ。

そのあとからやってくるロースト麦芽のコクがじわじわと広がります。

甘みは抑えめで、ビターな余韻が大人っぽい印象。

スタウトって重たいイメージがあるかもしれませんが、これは全然違いました。

むしろ軽やかで、和菓子と合わせても違和感なし。

実際、自分は「生八ツ橋」と一緒に飲んでみたんですが、めちゃくちゃ相性良かったです。

 

一乗寺ブリュワリー「紫の風」

紫蘇の香りがふわっと香る一風変わったエールで、一乗寺ブリュワリーらしい個性が際立っています。

香りは繊細だけど、味は意外にもキリッとしていて、和食との相性も抜群。

初めて飲んだとき、「紫蘇ってビールに合うんだ…!」とちょっと驚きました。

ちょっとクセがあるけど、そこがまたクセになる感じ。涼しげな風味が夏の夕暮れにぴったりでした。

 

スプリングバレーブルワリー京都「デイドリーム」

白味噌と柚子を使ったという、京都らしさ全開のベルジャンホワイト。

名前からしてちょっと夢見心地な雰囲気ですが、味わいも想像以上に優しくて奥深いです。

白味噌のコクがほんのり感じられるまろやかな口当たりに、柚子の爽やかさがアクセントとして効いてます。

飲んだあとにふわっと鼻に抜ける香りが、どこか懐かしい気持ちにさせてくれました。

 

京都ビール旅のすすめ

最後に、クラフトビール好きにおすすめしたい京都の回り方について触れてみます。

単にビールを飲むだけじゃなく、その土地の雰囲気や食文化と合わせると、体験の濃さがぜんぜん違ってきます。

自分がやってみて良かったのは、「昼は観光、夕方からはビール巡り」スタイル。

例えば伏見稲荷や銀閣寺で歴史に浸ったあと、祇園や四条あたりでクラフトビールをゆったり味わう流れ。

歩き疲れた足に、ひんやり冷えたIPAが染み渡ってくる感じがたまりません。

それと、ブルワリー併設のタップルームはほんとにおすすめ。

造ってる人と直接話せるチャンスもあるし、そこでしか飲めない限定ビールも多いです。

何気なく聞いた仕込みの話が、あとから飲み直したときにぜんぜん違って感じられたりして、クラフトビールの奥深さにハマるきっかけになるかもしれません。

ちなみに、個人的に印象的だったのは「ことことビール」のタップルーム。

築100年以上の町家をリノベした空間で、日本酒仕込みのラガーを出してくれるんです。

ここでしか味わえない空気感も含めて、忘れられない夜になりました。

 

京都のクラフトビールの価値

京都のクラフトビールは、ただ「地元産である」という以上の価値を感じさせてくれます。

土地の文化、歴史、そして造り手の情熱が溶け込んだ液体が、一杯ごとに違う物語を語りかけてくるような感覚。そんな特別な体験を、ぜひ味わってみてください。

自分にとっても、ただの飲み物だったビールが、ちょっとした冒険のパートナーみたいになってきました。

次はどんな味に出会えるのか、今から楽しみです。

 

まとめ

京都の代表的なクラフトビール紹介!味わいの違いや特徴も解説

京都のクラフトビールは、味の豊かさもさることながら、その背後にあるストーリーや造り手の思いがとにかく深いです。

観光と組み合わせて味わえば、記憶に残るひとときになるはず。

この記事で紹介したビールたちが、その入り口になってくれたら嬉しいです。

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