クラフトビール好きなら、一度は愛知県のビールを味わってみたいと思うはず。
地元ならではの文化や素材を活かした個性派ぞろいのビールが、愛知にはたくさんあります。
今回は、愛知県のクラフトビールの魅力を、実際に飲んでみた感想も交えてたっぷり紹介していきます。
愛知県のクラフトビールが注目される理由
ここ最近、愛知県のクラフトビールがますます注目されるようになってきました。
そこには、いくつかのワケがあると感じています。
地元の素材にこだわった味わい
愛知のクラフトビールは、地元の素材をふんだんに使っているところが特徴です。
たとえば、西尾市の抹茶を使ったビールや、知多半島のフルーツを使ったものなど。
普通のビールとは一味違った、ほっとするような自然な甘みや、ふわっと広がる香りに驚かされました。
素材の良さをそのまま引き出している感じがして、飲んでいて思わず笑顔になった瞬間を今でも覚えています。
愛知の地元愛を、グラス越しに感じることができるんですよね。
個性あふれるブルワリーたち
愛知県には、個性豊かなブルワリーがたくさんあります。
名古屋市内だけでなく、岡崎、犬山、一宮など、各地に点在しているのもポイント。
どこもそれぞれの土地柄や文化を反映させたビールを造っているので、同じIPAでも味わいが全然違うんです。
実際に岡崎市にあるブルワリーを訪ねたとき、現地でしか飲めない限定ビールをいただきました。
口に含んだ瞬間、ぶわっと広がるホップの香りと、後からじんわり広がる苦みのバランスに感動。
やっぱり現地で飲むビールは特別感がありますね。
地元イベントで広がるクラフトビール文化
愛知では、クラフトビールを楽しめるイベントもたくさん開かれています。
たとえば、名古屋のビールフェスや、各地のマルシェにブルワリーが出店することも珍しくありません。
去年、名古屋のビールフェスに参加したときは、まるでお祭りみたいなにぎやかさでした。
大人も子どもも楽しめる雰囲気で、ビール片手に笑い合う人たちの姿が印象的でした。
こうした地元密着型のイベントが、愛知のクラフトビール文化をぐっと身近にしているんだなあと感じます。
愛知のクラフトビール、どんな味がする？
実際に飲んでみると、愛知のクラフトビールには他県にはない独特の味わいがあります。
ここからは、いくつかのジャンルごとに紹介していきますね。
抹茶ビールの奥深い香り
愛知といえば抹茶。西尾の抹茶を使ったクラフトビールは、色もほんのり緑色で、見た目からして特別感たっぷりです。
最初の一口目は、「これ本当にビール？」って思うくらい、やさしい抹茶の香りが広がりました。
後味にはしっかりとしたビールらしい苦味もあって、甘すぎず、飲みやすいのがポイント。
抹茶好きならぜひ一度味わってみてほしい一杯です。
自宅用に瓶ビールを買ったんですが、冷蔵庫を開けるたびにワクワクしてしまいました。
フルーツを使った爽やかな味わい
知多半島の柑橘類を使ったビールもおすすめです。
グラスに注ぐと、フルーティーな香りがふわっと広がって、まるで果物そのものをかじったような感覚になりました。
でもただ甘いだけじゃないんですよね。
後味にビールらしいコクがあって、飲み飽きない工夫がされています。
夏場にぴったりの一杯だなと思いました。
ビーチでこれを飲んだら最高だろうなあ、なんて妄想してしまいました。
赤味噌ビールという衝撃
愛知といえば赤味噌文化も忘れちゃいけません。
なんと赤味噌を使ったビールもあるんです。
これがまた、クセになる不思議な味わいで。
最初はちょっとドキドキしながら飲んだんですが、想像以上に飲みやすくて驚きました。
味噌のコクと、ビールの苦味が絶妙にマッチしていて、食事と一緒に楽しみたくなるような味わい。
焼き鳥や味噌カツと一緒に飲んだら、絶対においしいだろうなと確信しました。
愛知県でおすすめのブルワリー
せっかくなら、実際に愛知県のブルワリーにも足を運んでみたいですよね。
ここでは、ぜひ訪れてほしい場所を紹介します。
Y.MARKET BREWING（名古屋市）
名古屋の中心地・名駅近くにあるブルワリーで、アクセスも抜群。
店内にはいろんな種類のクラフトビールが並び、どれも個性たっぷりです。
ビール初心者でも選びやすいメニュー表があったので、迷いながらも楽しく選ぶことができました。
特にIPAのフルーティーな香りとガツンとした苦味が印象的で、一杯飲んだだけでファンになりました。
帰りにはオリジナルグッズも買ってしまうほど、魅力的な空間でしたよ。
OKAZAKI MICRO BREWERY（岡崎市）
岡崎城近くにある、小さなブルワリー。
観光ついでに立ち寄れる立地も嬉しいポイントです。
ここでは、季節ごとに限定ビールが出るので、行くたびに新しい味と出会える楽しみがあります。
以前、春限定の桜のビールを飲んだときは、その華やかな香りにうっとりしました。
小規模ならではの丁寧な造りが感じられて、思わず長居してしまったほど。
スタッフの方もすごくフレンドリーで、また行きたいなと思える場所でした。
INUYAMA BREWING（犬山市）
犬山城の城下町にあるブルワリーで、観光気分も一緒に味わえます。
ここのビールは、どれも飲みやすさを大事にしている印象で、ビールが苦手な人にもおすすめできるラインナップがそろっています。
甘味と苦味のバランスが絶妙なラガーを飲んだとき、「これなら毎日でも飲みたい」と本気で思いました。
犬山散策の合間に立ち寄れば、きっと忘れられない旅の思い出になるでしょう。
まとめ
愛知県のクラフトビールは、単なるご当地グルメにとどまりません。
地元文化へのリスペクト、素材へのこだわり、ブルワリーごとの個性。
それらがギュッと詰まった一杯は、飲むたびに新しい発見があるんです。
実際に愛知県のクラフトビールを飲んでみて、こんなにもビールって自由で楽しいものなんだと気づかされました。
まだまだ知らないビールが、愛知にはたくさん眠っています。
次はどんな味と出会えるのか、今からワクワクしています。
ビール好きも、これからビールを楽しみたい人も、ぜひ愛知県のクラフトビールを試してみてください。
きっと、自分だけのお気に入りに出会えるはずです。
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